東京出身なのでそんなに気にしなかった事ですが、嫁いで地方都市に住むようになり持ち家か、そうでないかが非常に重要な問題だと知りました。
東京では持ち家の人もそうでない人も、多様な価値観で生活していました。
しかし地方都市では、持ち家があれば地元に根付こうとしていると、受け入れてもらえる雰囲気がありました。
新聞の折り込み広告でも新築住宅のチラシが毎回入ります。
土地自体が安価なこともあり、高い家賃を払うなら家を買えという無言の圧力を感じます。
夫の会社の社長からも、直接なぜ家を買わないのかと聞かれたと、夫が言っていました。
私も段々そうしなくてはいけないのかなと、そんな気持ちになっていました。
夫の休日に新聞チラシをたよりに、新築住宅を見に行った事もあります。結局、決断できないまま現在に至りますが、コミュニティの一員になるには持ち家がいるんだと、確信に近い思いがわき上がっています。
確かに持ち家は魅力的です。
しかも土地も建物も、安いので都会では考えられないレベルの家に住めます。
そう考えたら持ち家持つこともあながち悪くないかもしれません。
とくにそれが新築住宅であれば、不満はないと言ってもいいです。
前向きに考えてみようかと、今心が揺れています。
大きな買い物ですからネ。